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【ウマ娘】ダイタクヘリオスとメジロパーマーの関係は?爆逃げ馬鹿コンビは如何にして成立したのか

 

父の競馬好きから、なんとなく見始めたアニメによりウマ娘にもどっぷりはまってしまった筆者。

今ではアプリでトレーナーもしています。(笑)

今回は父の押し馬、いや愛馬のダイタクヘリオスとメジロパーマーについて書いていきます。

 

史実でも馬鹿コンビと称され愛された二頭。

アニメでも爆逃げコンビと称され、人気があります。

 

二頭の関係性は?どこで出会ったの?など史実を基にアニメの元ネタも書いていきます!

 

1.  爆逃げコンビの出会いはいつ?

 

二頭の出会いは、1992年の宝塚記念。

 

アニメではフクキタルに占ってもらっていたあたりでしょう。

 

じつはこのレースの前、史実ではメジロパーマーは山田泰誠騎手と出会い「大逃げ」を身に付けました。

それまでは成績がいまいちで、障害レースに送られたりしていたパーマー。

しかしその障害レースもあまり得意ではないと平地に戻された時期でした。

 

一方ダイタクヘリオスは、一番人気だと勝てない、しかし一番人気でないと勝つことから「新聞の読める馬」などと称されていました。

マイルCSでは連覇し、優秀な成績を残しています。何度も勝負をした良血統のお嬢様、因縁(嫁?)のダイイチルビーが引退し、ダイタクヘリオスは6歳に。

 

 

アニメ ウマ娘 season26話より

 

 

そして迎えた1992年の宝塚記念。

ついに二頭は出会います。

 

メジロパーマーが先頭、それを追う形でダイタクヘリオスが続きます。

二頭は競り合うように先頭争いを繰り広げます。

 

しかしマイラーのダイタクヘリオスには2200mはスタミナが持たなかったのでしょう。

第4コーナー後失速し、メジロパーマーはスタミナをみせつけ見事逃げ切ります。

 

ちなみにダイタクヘリオスは5着でした。

 

アニメ ウマ娘 season26話より

 

 

しかし史実ではこのレースにメジロ牧場の関係者はほとんど来ていませんでした。

理由は人気馬のメジロマックイーンが骨折したため。

 

このレース前までパーマーは成績がぱっとせず、障害レースにも送られていたりとあまり期待されていなかったのでしょう。

 

これがアニメでパーマーのトレーナーが来ていなかった元ネタですね。

 

ちなみに単勝は2310円。買えた人、お見事です。

 

2.爆逃げコンビ結成の決定的瞬間

 

そして二頭が再び一緒になったのは天皇賞(秋)。

 

ここで、のちに二頭が馬鹿コンビと称されてしまう決定的な事件が起きます。

 

宝塚記念と同じように先頭を譲らず張り合う二頭。

 

そのためレースは超ハイペースはレース展開になってしまいます。

通常62秒前後だった1000m通過タイムがなんと57秒!

あのサイレンススズカの残した天皇賞での1000m通過タイムは57秒4だったのでいかにハイペースなのかわかりますね。

それまで比較的1000m通過タイムはスローとされてきた天皇賞の常識が覆されました。

 

アニメ ウマ娘 season27話より

 

  

 

そして、なぜか一番人気のあのトウカイテイオーもそれについてきてしまいます。(なぜだ!)

 

結局レースは直線で追込み馬にごぼう抜きにされ、ダイタクヘリオスは8着、メジロパーマーは17着に。

ハイペース展開に巻き込まれたトウカイテイオーも7着に。

 

アニメ ウマ娘 season27話より

 

 

二頭して一番人気のトウカイテイオーを邪魔しに来たのかと当時の父は思ったそうです(笑)

 

3.爆逃げコンビ解散とダイタクヘリオスの引退レース

 

そして迎えた年末の有馬記念。

このレースは6歳いっぱいでの引退が決まったダイタクヘリオスの引退レースになりました。

 

しかし、ダイタクヘリオスはマイラー。

2500mもの長距離を走り切れるのか....。

 

 

二頭はこの有馬記念でも大逃げ、いや爆逃げを敢行します。

一時は15、16馬身も3位に差をつけ逃げる二頭。

4コーナーでも10馬身差との驚異の大逃げをします。

 

アニメでも忠実にその爆逃げっぷりが描かれています。

そして実況も史実に基づいたものになっています。

 

アニメ ウマ娘 season26話より

 

 

しかしやはりマイラーのダイタクヘリオスには2,500mはスタミナが持たなかったのでしょう。

爆逃げコンビの片割れに花を持たせるかのように直線で失速し馬郡に沈んでいくダイタクヘリオス。

 

アニメ ウマ娘 season26話より

 

 

メジロパーマーはなんとか逃げ切ります。

 

アニメ ウマ娘 season26話より

 

 

愛すべき爆逃げコンビは史実でもしっかり爆逃げをかましていました。

 

アニメでは、史実で口を緩めながら走っていたため「笑いながら走る馬」という二つ名にちなみ、レース中でも常に笑いながら走るよう描かれているヘリオス。

しかしこのレースの最後の場面のヘリオスは、いつもと違い少し寂しそうにも見えます。

それはこのレースが自身の引退レースだったからですね。

 

嬉しそうにもに見えるのはパーマーの勝利を喜んでいるからでしょう。

いい娘だ、パーマー。

 

アニメ ウマ娘 season26話より

↑筆者には少し寂しそうにも見えます…。

お疲れ様、ヘリオス。

 

まとめ

 

爆逃げコンビは、史実でもしっかり爆逃げをしていましたね。

 

ダイタクヘリオス、メジロパーマー、二頭は距離適性は違えど「大逃げ」というところが一致し二頭で素晴らしいレースを見せてくれました。

そしてアニメでもその史実がしっかり描かれていることに感動しました。

 

競馬ファン、アニメファンどちらから入ってもこのコンビのストーリーは楽しめるのではないでしょうか。

 

アプリ版ウマ娘での実装が待ち遠しいですね!

 

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