人生で一番勇気を出したときはいつですか。
今、面接でそう聞かれたら、私は「抜歯をしに歯医者に行ったときです。」と答えます。笑
part１の記事では矯正を始めるまでの流れを書いてあるので、まだ見てない方がいたらよければ先に読んでみてください。
【歯の矯正を決意するまで】約10か月、歯の矯正をして思ったこと。-part1-【写真付き】 - 森に住まうサボテン。 (mori-sabo.com)
この記事は、
・矯正に興味がある人
・やりたいけど痛みが怖くて勇気が出ない
・費用や期間は？
・抜歯って痛い？
といった人向けに書いてます。
1.治療開始～抜歯まで
1-1. 矯正を始める前に歯を抜いてほしいと言われる。
治療をはじめるという旨を伝えた後、治療法の説明を受けました。
そして、矯正器具を付ける前に、抜歯をしてほしいと言われてしまします。。。
先生曰く私は出っ歯。
ベンチに（歯茎）に座っている人（歯）が多い状態と言われました。
なので出っ歯を直すためには歯を抜かなければいけないと言われます。
…正直、やりたくねえええと思いました…。
だって、痛そうじゃないですか…。
1-2. 歯医者の予約をする。
私は勝手に勘違いをしていたんですけど、矯正歯科では抜歯をしてくれません。（してくれるところもあるみたい？）
紹介状をもらい、かかりつけ医に電話で予約したい旨を伝えました。
するとまさかの抜歯できるのが１ヶ月と半月後!!!
田舎なのと、ちょうどコロナの時期が重なっていたんですよね…。
一度に入る人数を制限しているのも原因だったと思います。
そこから「抜歯 痛い」とか「抜歯 どうなる」とかを調べる日が続きました。
1-3. ついにその日が！？でも、まさかの…？
不安で眠れない日を過ごしながら、ついにその日を迎えます。
私はびくびくしながら、歯医者のドアをくぐりました。
『今から歯を抜くんだ…。』
「森野さーん」
「...はい」
震えながら診察台に横になり、先生が来るのを待ちます。
子供の泣き声、歯医者特有のキーーンという音。
いい年して、正直逃げたかったです....。
「森野さん、こんにちは。久しぶり」
「はい…。」
「緊張してる？」
「...はい」
見てわかるだろ！と思いながら私はその時を待ちます。
すると先生から衝撃の一言が。
「大丈夫。今日、歯抜かないから」
「...は？」
頭は真っ白。え？先生なんていいました？
「今日やってもいいんだけど、そうすると検査費も保険適応外になっちゃうんだよね。だから抜歯は次回でいい？」
こんなに勇気と覚悟をもってきたのに今日やらんのかい！
私はおもわず突っ込みたくなりました。笑
その日はレントゲンをとって終わり。ほんとにそれだけ。笑
この日、先生はなぜ抜歯をしなかったかというと、
矯正のための抜歯（虫歯などではない）は、医療行為ではないため保険適応外となります。
矯正もそうですが、ほとんどの場合が審美面での治療。絶対やらなければいけないものではないです。
ですが、抜歯をするためには検査が必要。レントゲンをとってどんなふうに歯が生えているか確認します。（これにもお金がかかる）
もし今回抜歯をしてしまうと、その検査費用も自己負担になってしまうから。ということでした。
どちらにせよ、抜歯の費用は全額自己負担なんですけどね…。5,000円～10000円くらいだと言われました。
2.抜歯
2-1. ついに抜歯。長かった、ここまで。
そして、それから1週間後。
ついにその日を迎えました。
震える体で診察台にむかい、その時を待ちます。
2-2. 麻酔
「じゃあ、森野さん。今から麻酔打つから、気分悪くなったりしたら教えてね」
もうここまでくると、どうでもよくなってくる…。
もうどうにでもなれっ！
ちくっと歯茎に刺激を感じると、そのまましばらくキープ。
その作業を４回ほど繰り返しました。
「しばらく待っててねー。」
寝転がったまま待っていると、麻酔を打った側の口内がしびれてきました。
試しに唇を爪でつねってみたけど、痛くない。
きいてる。
これなら大丈夫、と自分に言い聞かせました。笑
2-3. 抜歯
数分後、先生がカムバック。
「気分悪くない？今から抜くからね。」
ほんとに抜くんだ…。
先生はでっかいペンチみたいなのを手にしてます。
私が抜くのは上の奥歯２本。
怖い時ほど目を開けていたほうがいい。という誰かからの教えを思い出し、私は目を開けておきました。
正直、全く感覚はなかったです。
なんか、ゴリゴリやってんなあ。くらい。
音だけが、ゴリゴリいってて怖かったです。
骨に響く音です。笑
でもこれだけは言っておきます。
抜歯中痛みは全くありません!!!
しかも「え、もう終わったの？」
って声に出してしまったくらいあっさり。
何か違うのは音だけ。
と言ってもゴリゴリいうだけですので、抜歯が怖くてこのブログにたどり着いた人は安心してください！
抜いた後はコットンをしばらく噛んで終わり。
うがいすると血が出ていたので、ああ。やっぱ抜いたんだなって感じました。
それくらい実感がない！
以下写真です。苦手な人はスキップor逃げてください！
抜いて洗ってある歯になります。血はなし。
歯いる？といわれてなぜか「はい」と答えてしましました。笑
こちら。
右側変な形ですよね笑
ちなみに費用は１万６千円くらいでした。
私は痛くなかったことから調子乗って同じ日に両方抜いちゃいました。笑
これがのちにはじまる悲劇の始まりと知らずに…。
3.抜歯～器具装着まで
3-1. まさかの終わってからが本番だった!? 抜歯直後～2日
といっても安心してください。私の場合痛みはなかったです。
腫れもなし。
抜歯したときにうまく出血しなくて激痛を伴うドライソケットもなし。
ですが、問題が一つ。
両方の奥歯ぬいたから、ご飯が食べられない！！！
噛む場所がない！！！
やってしまった、なんであの時どっちも抜いてくださいなんて言ったんだろう。笑
私はその後５日くらい、リゾット→おかゆ→リゾット→おかゆのループをするはめに。
2-3. 抜歯後3日後、謎の液が出始める。
出血は２,３日で収まり、その後、変な味の液が抜歯したところから出始めます。
それがとんでもなくまずい。ほんとに。
傷口を修復してくれるものらしいんですが、まあまずい。
食事がおいしく食べられないんですよ！
しかも、うがいを強くやると傷口のかさぶた（血餅）がとめてしまう可能性があるからだめだと書いてあり、
私は当時10分に一回くらい水を含んでは出す作業をしていました。笑
そしてさらにさらに、傷口にお米やその他食べ物が挟まる挟まる、見事に。
それがもう不快極まりない。笑
でもって、うがいできないんだからどうしたらいいんでしょうね！怒
私はとれるまで水を含んでは出すを繰り返してました。
不便だったなあー。せめて片方だったらよかったものを…。
抜歯してから傷口がふさぐまでにかかる期間は？
私の場合は１週間程度でした。
その後はだんだん穴がふさがっていき、ご飯が挟まらなくなっていく感じです。
そこまで行くのに３週間くらいかかりましたかね。
まとめ -抜歯-
とりあえず、私から言えることは、
両側一気に抜歯はやめよう！です。
ご飯食べれないし、噛めないし不便すぎました...。
とりあえず、抜歯自体は痛くないので安心してくださいね！
私は痛み止めをもらいましたが一回も飲まなかったです！
どちらかというと抜いた後の口内の不快感のほうがストレスでした。笑
抜歯が怖い人、また抜歯が怖くて矯正をためらっている人は安心してください！
抜歯は痛くないですよ！！！
気づいちゃいましたか…？そうなんです。抜歯は、痛くないです。
矯正は、とは言ってないです。笑
次回ついに器具を装着します！お楽しみに！
